一人暮らしの部屋の広さはどれくらいがベスト?

春先などは進学や就職をきっかけに一人暮らしを新たにはじめる方が増える季節です。初めての賃貸物件での部屋探しにあたっては家賃と並んで気になるのが広さや間取りだったりします。もちろん周辺の商業設備や身近な駅までの交通アクセスなども重要ですが、生活の本拠を置く部屋のスペックが重要なのは言うまでもありません。それでは一人暮らしのための部屋の広さや間取りはどのような条件を選択すれば、部屋選びで失敗することを回避できるのでしょうか。一人暮らしのための部屋の広さ間取りについて、検討して参りましょう。

一人暮らしをするにあたり、想定されやすいのがワンルームや1Kや1DK・1LDKなどを指摘することが出来ます。ただしワンルームマンションと1Kや1DKなどは混同しがちですが、いったいどのような違いがあるのでしょうか。まずワンルームはキッチンが備わっているものの、仕切りがありません。1Kの場合は、4.5畳未満のキッチンがあり、かつ仕切りが設置されています。1DKでは4.5~8畳のダイニングキッチンのスペースが確保されており、仕切りがついているタイプになります。

では1DKと1LDKの違いはどこにあるのでしょうか。1LDKの方はダイニングキッチンのスペースにあわせてリビングの要素も併せ持っているのが特徴です。DKとLDKの違いは実質的には広さにより異なります。1DKでは4.5畳以上、1LDKでは8畳以上の広さを有することが要件になっています。実際に居住してみると4.5畳と8畳とでは、生活空間に数字以上の差を感じるかもしれません。
一人暮らしの物件選びをするときには、家賃と収入との兼ね合いで部屋探しをしなければならないので、希望の広さの物件に入居できるとは限りません。ワンルームや1Kの広さでも問題ないと感じるのであれば構わないでしょうが、搬入する引っ越し荷物は相当限定されるといえるでしょう。

他方で、賃貸物件でも広さを重視したい方もいらっしゃるでしょう。そんな方には1LDKやそれ以上の2DKや2LDKなども選択肢に入ってきます。2DKとは6畳程度のダイニングキッチンのほかに2つの居室が有る物件です。そして2LDKになるとキッチンとリビングの機能ももつ10畳以上の居室があり、ほかの部屋が2つあります。ある程度のゆったりした空間を希望するなら1LDK、あるいは2DKになります。2LDKになると広すぎてもて余してしまう可能性があります。

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